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高徳本線 池谷駅 
鳴門線


<主な変遷>
1916(大5)年7月 阿波電気軌道 撫養-古川間開通、池谷駅開設
1923(大12)年2月 阿波電気軌道 池谷-鍛冶屋原間開通
1926(大15)年5月 阿波電気軌道→阿波鉄道
1933(昭8)年7月 阿波鉄道国有化→阿波線 (撫養-古川)・阿波線[支線](池谷-鍛冶屋原)
1935(昭10)年3月 阿波線、阿波線[支線]→高徳本線 (高松-佐古)・撫養線(池谷-撫養)
1952(昭27)年3月 撫養線→鳴門線

昭和 50 年代


<基本情報>

 所   管  四国総局
 貨 物 営 業  なし
 閉そく方式  全方向:自動閉そく式(特殊)
 遠隔制御方式 高松方・徳島方:CTC
  •  図の作成年代は不詳ですが、高徳本線栗林-吉成間及び鳴門線が通票閉そく式から自動閉そく式 (特殊) に変わった1977(昭52)年3月以降のものになります。
  •  高徳本線と鳴門線のホームが二股で配置され、その間に本屋があります。両線の本線は内側 (本屋側) が1番線・鳴門1番線、外側が2番線・鳴門2番線となっています。
  •  高徳本線は運転方向にかかわらず2番線が主本線です。1980(昭55)年10月1日改正列車ダイヤでは高徳本線の列車が行違いをする際に下り列車を1番線着発 (ただし、下り列車が通過列車の場合は上り列車が1番線着発) としていたほか、上り貨物列車が後続の普通列車を待避する際にも1番線が使われていました。
  •  鳴門線は下り本線と上り本線を区別していますが、下り本線は上り方 (鳴門方 *注) へ出発可能として鳴門-池谷間の折返し列車の運転に対応しています。
   *注 鳴門線では徳島に直通する列車が多く設定されていたため、通常とは逆に終点 (鳴門) →起点 (池谷) 方向を下りとして高徳本線の列車と方向をそろえている。

Memo

池谷駅付近の線路の付替え

 1916(大5)年7月に池谷駅が設けられた場所は現在地より約500m撫養方にあり、1923(大12)年2月に阿波電気軌道上板線 池谷-鍛冶屋原の開通に伴い分岐駅になった際は撫養-古川・鍛冶屋原方向 (現在の鳴門-高松・徳島方向) が直進できる線形でした。その後、1935
(昭10)年3月の高徳本線全通に備えて駅を移転し *注 、高松・撫養-徳島方向を直進できるように線路を付け替えて二股状の独特なホーム配置が生まれた経緯があります。
*注  [D] 鳴門市史編纂委員会 編『鳴門市史 下巻』1988年3月.鳴門市.681頁

 駅移転から12年経過した1947(昭22)年撮影の空中写真を見ると付替え前の線路の跡がハッキリ残り、使用中の線路と旧線跡で三角地帯を形成している様子が見て取れます。


【出典】国土地理院webサイト「地図・空中写真閲覧サービス」https://service.gsi.go.jp/map-photos/
 整理番号:USA コース番号:R512-4 写真番号:43 撮影年月日:1947(昭22)/10/01 ※一部加工

 下に示すのは同じ空中写真の撫養線部分の拡大です。新旧池谷駅の間も線路の付替えが行われており、新線は旧線よりもカーブの内側を通るように改められています。昔の地形図を見ると、元の線路は新旧池谷駅の間で2回道路と交差していたので(写真の×印の所)、これを解消する目的があったものと想像します。